欲しかったんです〜
でも、今までは高かったんですね〜
パナソニック ルミックスGF2レンズセット ...
先日、川のワークショップのゲストで毛利甚八さんが来られた時、毛利さんはオリンパスペンのデジタルカメラを使っていた!
これが、ライカのレンズも使えるんです!
すごい、安かったんですよ〜
そんなことは、私も百も承知じゃ〜
私も既に、パナソニックG1にMマウントアダプターを取り付け、ライカ、ニコン、キャノンのオールドレンズを使っておるのじゃ〜
だが、G1はかさばるし、重い〜
もっぱら、工房で三脚に固定し、件のニコンのLマウントレンズを常用、マニュアル撮影だ。
ボディーのみ購入したので、AFの使える純正レンズも欲しかったし・・・
最近、アルク・ローガンと呼ばれるくらいに、老眼もすすんでいるのだ〜
なにより軽く、コンパクトなGFちゃんが欲しかった〜
GFといってもガールフレンドではない〜
もう、今さら、フィルムは使ってない。
デジタルの手軽さの前にはいかんともし難い・・
小型軽量なライカCLみたいに使えそうなGF2を使ってみたかった。
これに、Lマウントのライカズマロン35mmあるいは、キヤノン28mmなんてどうだろう〜
パンケーキ系レンズだな!
また、昔のようにカメラを持ち歩くのが楽しくなりそうだ。
古くからのカメラ屋の親父たちは、言葉の端々に電気屋さんが作ったカメラだと、パナソニックを馬鹿にしている感じがする。
で、日本が誇る光学機器メーカー、オリンパスをすすめるのだろう〜
だが、どうしてどうして。
パナソニックの一眼デジタルカメラは、クラシックレンズとの相性が抜群なのだ。
私的には、コダックのフィルムを使い、ライカの柔らかいレンズで撮りました〜的な写真が撮れる優れたボデーだと思っている〜
今回、大阪で時間があったぶんキタムラとヨドバシカメラを周り、GF2やオリンパスペンを検証〜
オリンパスペンは29800円という、破格の安さだが、私の望む、パンケーキレンズはくみこまれておらず〜残念!
GF2はもう、これより安くはならんでしょう〜の39800円〜でした。
レンズキットを買ったら、もれなくボディをプレゼントみたいなもんだ。
ちなみにキタムラの中古カメラ買い取りセンターに、このレンズセットが新同で売られていた。
14mmパンケーキレンズと14〜42mmズームの2本で38600円だった。
ほらね〜言った通りでしょ?
以前の私ならこのレンズセットだけでも買っていたな〜
ライカ等、MLマウントレンズお持ちの方々〜
これは買いですぞ!
って、まだまだ安くなるんじゃと期待している人達〜
もうGF2は無くなるんですよ〜
GF3には、ストロボシューがありませんよ〜外付けファインダーもストロボもつけられませんよ〜
完璧に素人向きコンパクト一眼にシフトされてます。
私的にはこのGF2が玄人好みの最後のコンパクトデジタル一眼であるとみたのですが〜いかが?
私が常用するニコンのオールドレンズ、50mmF2〜
戦後まもなく製造された、海軍の戦艦の測距計に使われたガラスの平和利用的払い下げにて生まれた、優れもののレンズ。
何故か、近距離撮影機能が付いているのだ。
ライカ等のボディでは、ピントを合わせることさえできずに使用できなかったのだが〜
なんと、現代のデジタル一眼カメラを使えば、100mmマクロレンズとして見事に蘇ったのである。
まさに、日本光学界、新旧合体の奇跡というべきではないでしょうか?
そんなに古いレンズの何処がよいのか?
戦中、戦後、今から60年前のフィルムの性能は、現代と比べものにならぬくらい、ひどかったのです。
だから、優秀な能力はレンズに求められたのですよ〜
今やプラスチックレンズでも写るほどフィルムの性能は上がり、デジタル写真はそのフィルムを超えたと言われてます。
だから、昔のよく写るレンズと最新デジタル一眼カメラとの出会いは、そりゃもうすごいことになっちゃうわけなんですよ!
そういう訳で、陶芸家は新しいカメラを手に入れたのでした!
おしまい。
まもなく、フェリーは宮崎に到着する。
昼には、人吉だ。
やることは山のようにある。
思えば、こうやって、フェリーの中でまったりと過ごすのはいい休息になる。
さあ、下船の準備だ。